主張に対する意見：
IDはFD担当者の仕事に役立つという主張には賛成である。
FD担当者の仕事として最も求められることは、（１）適切なシラバスが書けるように支援する、（２）学生の授業アンケートの結果を元に授業改善するためのアドバイスを教員に提供するの２点である。（１）については、学習目標や評価方法について取り扱うIDの知識・スキルをみにつけておくことで、適切な支援につなげられると感じる。また、（２）については、アンケート結果を元にどこを改善すればよいのか、IDの知見を元に判断・改善コメントを提供するという点で役に立つと考えられる。
今後FD活動としてチャレンジ・改善・継続したい点：
チャレンジしたい点：
IDに関する研修等を自身が受けたいと思う。IDについては書籍等で目にしたことはあったが、実際に学習したり、IDに基づいて授業を設計したことはない。そのため、研修などに参加して、IDに関する知識・スキルを身に着けたい。
また、大学教育関係の国内外の動向（特に，授業改善について）について調査し、リンク集を作成して学内の教員向けに公開したい。
改善したい点：
中堅教員向けの研修と新任教員研修の改善である。今回学習した物語の必読文献で言及されていたARCSモデル等は授業改善にすぐにでも利用可能である。そのため、各教員に対する研修の中でARCSモデルを紹介し、自身の授業の分析などをしてもらいたい。