大学は15回の一斉講義をやって定期試験を受けるところ。そんな私たちが持つ常識は大学教育が始まって以来、あまり変わらずに続いてきたようです。かつては講義への出席には自由度がありましたが、今の学生は「まじめ」であり、また大学も学生が講義に出席することを当たり前だと捉え、そのように導く傾向が強くなってきたと言われています(例えば、岩田 2016)。
最初の疑問は、大学は一斉講義と定期試験というスタイルを継続すべきか、という問いです。私たちが、「講義と定期試験をやらなくても十分、教えることはできる」という確信を持つに至った『教材設計マニュアル』誕生秘話をご覧ください。あなたは講義と定期試験を続けますか? それともこれまでの慣習を打破できますか? 下のビデオを見てから、上の掲示板でディスカッションしてください。